■ 14_03. ネットワーク ■

  

  

  

■ Ethernet ( イーサネット )

  

Manual_14_03_01

コンピューターネットワークの代表的な規格で、世界中のLANで使用されています。

初期の10BASE-T から、100BASE-TX 、1000BASE-T へと進化し、

10GBASE-T(10Gbps)、40GbE、100GbE が IEEE で調整段階です。

  

  

Manual_14_03_02

Ethernet は1972〜1973年、Xerox パロアルト研究所で開発されました。

〜ワタシが初めて業務用プログラムを書いた年が、1973年です〜

当時 Xerox は、世界初のパソコン Alto を開発中で、

Ethernet は Alto のネットワーク・インターフェイスでした。

  

  Xerox は Ethernet の特許をオープンにし、インテルとDECを開発に加え、

  1980年、IEEE802委員会にEthernet の仕様を提出・公開しました。

  こういう太っ腹なところがイイですね〜社会貢献の極みです〜

  

  現在普及しているのは、1983年に IEEE 802.3 CSMA/CD として策定された仕様です。

  1990年代、OS自体のLAN環境は貧弱で、Novell社のNetWareや、MicrsoftのLAN Manager

  などの NOS( Network Operating System )が併用されていました。

  

  当時「飛ぶ鳥を落とす勢いの」NetWare 認定試験を受けるのに数十万円必要でした。

  1年以内に試験に受からないと払った費用はパーに、、、

  あれから20年。Windows Server や UNIX が普及し、NetWareは消えました。

  

  1980年代、NIC(Network Interface Card)、イーサネット・カードとかの呼び名で、

  マザーボードに差込しむイーサネット専用カードが販売されていましたが、

  1990年代初めに PCI カードが普及し、

  1990年代後半には、CPUのチップセットにイーサネット専用回路が含まれる様になり、

  Ethernet 用の RJ-45 端子も基本装備され出しました。

  やがて、Ethernet内蔵が当たり前になり、イーサネットという用語も聞かなくなりました。

  

  

  

■ FTTH ( エフ・ティ・ティ・エイチ ) Fiber To The Home ≒ 光ブロードバンド

  

  光ファイバーのインターネット回線で、下り1Gbps程度の伝送速度で、殆どが固定料金制です。

  2012年3月末で、固定ブロードバンド契約数 3,952万( ADSL 670万、光 2,230万 )で、

  固定のブロードバンド接続では、光の利用が主流となっています。

  

  Manual_14_03_03

  

  FTTH(光ブロードバンド)を利用するには、回線事業者 と プロバイダ の両方と契約が必要です。

  回線事業者は光ファイバーの回線を所有している会社で、

  プロバイダはインターネットをサービスとして利用できる状態にする会社です。

  

  Manual_14_03_04

  

  

  

■ CATV ( シー・エー・ティー・ヴイ ) Cable TV のインターネット回線

  

  ケーブルテレビは、CATVケーブルを使って、テレビの放送を配信するサービスです。

  ケーブルの空き周波数帯を使い、上り下り双方向で、インターネット接続を実現しています。

  パソコンとケーブルの接続はケーブルモデム(通常はCATV局からレンタル)を使用します。

  上りは、各家庭からの通信が合流するので、ノイズが混入しやすく、通信速度が低くなります。

  そのため、上りは遅く、下りは速い非対称な速度でのサービスが一般的です。

  

  Manual_14_03_05

  

  [ 2014年05月時点のネット広告より ]

  J:COM NET ウルトラ160Mコース

     下り:160Mbps、上り:10Mbps    6,300円(税込)/月

  J:COM NET 40Mコース

     下り:40Mbps、上り:2Mbps      5,775円(税込)/月

  

  

  

■ ADSL ( エイ・ディー・エス・エル )

  

  従来のアナログ電話線を利用してデジタル通信を行う回線で、ほとんどが固定料金制です。

  光が普及し、1500万件以上あったADSL利用者は、516万件(2013年6月末)に減少しています。

  

  Manual_14_03_06

  

  

  

■ LTE ( エル・ティ・イー) Long Term Evolution

  

  携帯電話の通信規格で、3G(2013年現在)と4G(次世代)の間なので、3.9Gなどとも呼ばれます。

  Long Term Evolution は「 3Gを長期的に進化・発展させ 4Gに移行することを目指す 」言葉です。

  3Gと同じ周波数帯域を使用し、音声の通信を含め、パケット通信で送受信します。

  国内は、ドコモ、au、ソフトバンク、E-Mobileが、サービス提供していて、当分の間は本命です。

  

  Manual_14_03_07

  

  

  

■ WiMAX ( ワイマックス )

  

  国内では、UQ-Wimax社(KDDI系列) が提供する無線通信回線サービスです。

  利用者は、2010年=29万、2011年=116万、2012年=345万、2013年=426万件です。

  名前が似通っていますが、WiMAX は広域の無線通信回線、Wi-Fi は近距離の無線LANです。

  

  Manual_14_03_08

  

  

  

■ 無線LAN ( 無線ラン ) ≒ Wi-Fi

  

  無線LAN機能を備えたルータ(写真)と、パソコン、Ipad、Iphoneなどを無線で接続し、

  Ethernetケーブルで接続した固定LANと同等のネットワークを構築できます。

  無線LANは、1999年に故Steve Jobs の見切り発車で、普及に弾みがつきました。

  Manual_14_03_09

  

  IEEE 802.11n で無線LANは150〜450Mbpsとなり、重要なインフラになりました。

  IEEE 802.11ac で、無線LANは EtheNet と同等かそれ以上高速になり、、、そうなると

  無線LANがメイン・インフラ、有線LANが特殊用途 という逆転現象が起きる可能性もあります。

  

  Manual_14_03_10

  

  

  

■ WI-Fi ( ワイファイ ) と 無線LAN の違い

  

Manual_14_03_11

Wi-Fi と 無線LANと の違いは、Wi-Fi 認証ロゴ があるかどうかです。

Wi-Fi ロゴを製品に表示するには認証を受ける必要があり、

認証されていないものは、機能が同じでも Wi-Fi とは名乗れません。

  

  

  

■ BlueThooth ( ブルートゥース )

  

Manual_14_03_12

近距離無線通信インターフェイスです。

マウス、キーボードなど速度に拘らない無線通信に多用されています。

  

  

  Manual_14_03_13

  

  

  

■ アクセスポイント = 親機 = 基地局 = アンテナ

  

  ノートPCなどの無線端末を、有線LAN等に接続する無線機の一種です。

  無線ルーター(下左の写真)は、ルーターとアクセスポイントの複合製品です。

  

  Manual_14_03_14

  

  

  

■ 無料のアクセスポイント

  

  駅、公共施設、飲食店などで、無線LANを無料で使える場所をいいます。

  通信キャリアと商店街や飲食店とのタイアップによる無料アクセスポイントが急増しています。

  

  Manual_14_03_15

  

  

  

■ モバイルWi-Fiルータ

  

  UQ-WiMAX、E-Mobileなど無線ブロードバンド用のモバイル(持ち運べる)無線ルータです。

  二次電池などを内蔵したポケットサイズが殆どです。( この電池が先に切れると困る!困る!

  ノートPC、Ipad などで Wi-Fi を共有するアクセス・ポイントになります。

  

  Manual_14_03_16